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らずりP活動10周年お祝い作品あとがき(アルヴェ/リコレクションメドレー/『Story BoxⅡ』を11人で歌ってみた)

らずりP活動10周年(2022/11/25)をお祝いして、個人で2つ動画を公開&合唱企画に1つ参加させていただきました!
ということで、少し遅くなりましたがそのあとがきを書きたいと思います!

【歌ってみた】アルヴェ -秋香る彩りの花野-【ワンコーラスVer.】

個人でお祝いさせていただいた1曲目は、らずりPの『四季廻りの庭』という作品に収録されている「アルヴェ -秋香る彩りの花野-」という楽曲の歌ってみた(ワンコーラス)になります。

原曲のテトさん&リンちゃん(&レンくん)版はこちら
【重音テト・鏡音リン】アルヴェ -秋香る彩りの花野-【オリジナル曲】【ワンコーラスVer.】
https://youtu.be/xvLIjOx4oZc

この『四季廻りの庭』という作品は、四季の精霊と彼らを見守る少女のお話なのですが、今回歌わせていただいた「アルヴェ」は秋の精霊の曲です。
実は大変ありがたいことに、らずりさんをはじめ、この曲を私の声で聴いてみたい!というお声をいくつかいただいていて、折角のお祝い&お祭りなら…ということでらずりさんに打診したところ、原曲が公開されているワンコーラスまでだったら大丈夫です!ということで、(いつものごとく)ご快諾いただいて実現しました!

そう言っていただけて嬉しいよママ―!!!!笑(そして企み始める)

四季廻りの庭の中でも私はアルヴェの曲が一番好きなので、よーし!がんばるぞー!!と思っていたのですが…あれ、テトさんとリンちゃん全然普通に歌いこなしてるけど、もしかしてこの曲、すっごく難しいのでは????(気付いた)(BPMに隠れた音符の細かさ)(ジェットコースターのように上下する音形)(しっかり2オクターブを越えてくる音域)

10周年記念日当日に向けてらずりさんは後述の合唱企画の準備でお忙しいと思っていたので、実は当初は自分でmixしようかなとも思っていたのですが、ちょっととんでもなかったですね…らずりさん、本当にありがとうございました…!
今まで色々ならずりさん関連楽曲を歌わせていただきましたが、もしかしたらこのアルヴェが一番難しかったんじゃないかな…と思いました…ワンコーラスとはとても思えないカロリー…(笑)

ちなみに、この曲もらずりさんの多くの楽曲同様に、本来複数人歌唱の曲なのですが、、、1人しかいないので頑張って分裂しました(笑)
声帯分裂コンピこと『らずコレ』を経てみんな分裂するのが常識みたいになってますね…笑
原曲でリンちゃんが歌唱しているアルヴェさんはおっとり系おねえさんということだったので、可憐な少女には振り切りすぎずになんとかその雰囲気を出したいと思いつつ…、一方でテトさんパートはテトさんのお声の力強さも出しながら細かい音符を拾って秋感を出していくには…という感じで歌い方を決めてみたのですが、ちゃんと歌い分かれて聴こえていたでしょうか…?

ちなみに、個人的には出だしの「秋の【道】」の【】感をどうやって出そうかなとか、「金木犀の花~」からの歌い交わし感がどうやったら自然に聞こえるかなとか、ラストの2旋律のところで両パートがちゃんと立つようにしたいな、とかそんなことを考えながら歌っていました(全部原曲で好きなポイントらしい)。

とにもかくにも、10周年の特別な秋に「アルヴェ」を歌うことができて、本当に幸せでした…!

ちなみにこの『四季廻りの庭』の歌ってみたには、下記もありますのでこちらも要チェックですよ!
『四季廻りの庭』の世界にようこそ!!!

【弾いてみた】らずりPリコレクションメドレー(MoonLight~ユメノヒト)【バイオリン】

個人でお祝いさせていただいた2曲目は、らずりPの最新作となるインストゥルメンタル作品集『Recollection -リコレクション-』に収録されている「MoonLight -ムーンライト-」と「ユメノヒト」(作品には「Fragment -フラグメント-」として収録)をバイオリンで弾かせていただいたメドレーになります。
なお、「ユメノヒト」はニコニコ動画のイベント、無色透名祭でのらずりPの投稿が初出になります。

まず「MoonLight -ムーンライト-」ですが、原曲は静かな月の光が浸透していくような美しさを持ちながら、憂いを秘めた決して冷たくない透明感がある曲で、何故だか聴いていると力をもらえるような気がして『Recollection -リコレクション-』をお迎えしてからかなりの頻度で聴いている好きな曲です🌙
今回は印象的な冒頭のメインフレーズを弾かせていただいたのですが、本当にどのフレーズも語る力が素晴らしくて、、、どこにフォーカスしようか本気で悩みました。

そして「ユメノヒト」ですね…。私のTwitterのつぶやきをご覧になっている方は何となくお察しだと思うのですが、私、この「ユメノヒト」という楽曲が大好きで…、無色透名祭は匿名で楽曲を投稿するというお祭りだったのですが、絶対この曲はらずりPだな、と聴いた瞬間に確信していました(笑)
と同時に、らずりP楽曲の中でも個人的に1・2を争うくらい好きで…、もし歌ってみたコンピの『Lazward Collection』(らずコレ)の公募開始の際に「ユメノヒト」が投稿されていたら、確実に第一候補にしていただろうな…と思っていました(無色透名祭は7月末投稿なので公募〆切より公開が後でした)。
そんな楽曲が『Recollection -リコレクション-』でピアノアレンジされてきた時にはもう…だいぶ情緒をぐっちゃぐちゃにされてしまい…(今でも聴きながら毎回「ユメノヒト」のターンになると心の中で「ああああー」ってなっているらしい…笑)

本来、この10周年当日のお祭りでは弾いてみたをする予定は全くなかったのですが、当日の2週間前くらいにふと「(サプライズで何か弾いてみようかな…?)」と思いつき、それから選曲して構成を考えて練習して録って…という流れだったので、まさか自分でも間に合うとは思っていませんでしたが、どちらも本当に好きな曲なので、『Recollection -リコレクション-』をこの世に出してくださってありがとうの気持ちを込めて弾くことができてよかったなあと思っています🎻

ちなみにこの2つの楽曲については、
「MoonLight -ムーンライト-」→『Recollection -リコレクション-』購入特典
「ユメノヒト」→らずりPのFANBOX
でなんと楽譜も入手できますので、ぜひみなさんも歌ってみたやアレンジをしてみていただけたら…!✨
今回のアレンジでもこちらの楽譜を元に弾かせていただきました!本当にありがとうございました…!!

『Story BoxⅡ』を11人で歌ってみた

そして最後に、合唱でのお祝い企画に参加させていただいたこちら!

私は秋M3に向けていろいろ制作をしていたこともあって、若干こちらの企画〆切に収録が間に合うか不安もあり、当初は参加を若干迷っていたのですが…、この「Story BoxII」の原曲がおそろしい曲でして…。
歌詞とイラストをよく見ていただけると、らずりPの作品に触れていらっしゃる方はお分かりだと思うのですが、これ、歌詞がStory Boxシリーズの『真紅の書』と『幻樹の森』の収録曲を示唆しているんですよね…。
(というかもっと言うとそれぞれ『真紅の書』と『幻樹の森』の表題曲が収録曲を示唆する構成になっていて、この「Story BoxII」はその元々別のはずの2曲がマリアージュしてしまった凄まじい構成の楽曲なんですよね…)

そこでちょっとらずりPのLazward Collection』『すとぼづめVol.3での私の参加曲をですね、思い出していただきたいのですが…

  • 「ギヴ・ノスタルジア」→真紅の書
  • 「紅の花嫁」→幻樹の森
  • 「約束の調べ」→真紅の書
  • 「アンジルフェータ・フォレイア」→幻樹の森
  • 「大地の歌姫」→追憶の水

いやいやいや、これで参加しないという選択肢はないのでは…???
ということで11名のボーカルさんたちの末席に加えていただいたのでした。

らずりさんのパート分けの妙というのはこれまでにも身をもって体感してきたのですが、今回も本当にこの人はここ!というのが「わかる」パート分けで…まずはらずりさんのFANBOXの記事を見ていただけたら!
私の担当パートを見ていただくと何となくお察しいただけると思うのですが…ちゃんと「大地の歌姫」以外の参加全曲の要素を入れていただいてるんですよ…。なんと「秋の道」まで…(まだその時には全然収録より前だったのに…笑)
これを理解した時の私の気持ちといったら…絶対にいい歌みたにしようと心に誓いました。
(個人的にはらずコレメンバーやティア歌みたメンバーも大納得のパート割りになっていて、パート分け表を見た時にとても胸が熱くなりました…!)

ちなみに、動画だと他のパートと絡んでいるのでちょっと分かりづらいのですが、せっかくそんな粋なことをしていただいたなら…ということで、各曲を示唆する歌詞のところでは、それぞれその楽曲を歌った時の歌い方に寄せてフレーズを歌ったりしていました。
ギヴノスと紅の花嫁が音域が違いすぎてどう寄せようか悩んだのもいい思い出です(笑)

今回は11人での合唱ということで、一体どうなるんだろう?!と思っていたのですが、全員の声がそれぞれ本当に違う特徴を持ちながら、不思議と1つにまとまっていて、それでいて組み合わせによって全然違う色合いを見せる、本当に「物語の箱」の中で煌めくそれぞれの物語のようで、そんな素敵な合唱を作り上げる一員になれたことを大変嬉しく、光栄に思っています。
らずりさんが紡ぐ「物語の箱」の世界が、これからも色とりどりの輝きを放ち続けますように…!

 

★おまけ(らずりさんから掲載許可いただきました):

架空言語部分の私担当パート素音源です(恥ずかしいくらいほんとになんにもさわってないです…笑)。
動画ではいい感じに溶け込んでいてニコニコしつつ、実は結構ハッスルしていたよというお話でした(笑)

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